PCXに乗っていて「走行中の風をもう少し減らしたい」「冬や雨の日を楽にしたい」と感じたとき、有力なカスタムがロングスクリーンです。標準スクリーンより高さや幅を増やすことで、胸や肩に当たる風を減らし、通勤や長距離走行の疲労軽減が期待できます。
ただし、PCXのロングスクリーンは大きければよいわけではありません。高さによって視界や風の流れが変わるほか、年式によって取り付け部分も異なります。特に2025年モデルはPCXがJK05、PCX160がKF47という型式自体は従来と同じですが、従来モデル用スクリーンがそのまま使えないケースがあるため注意が必要です。
この記事では、PCXにロングスクリーンを付ける効果とデメリット、失敗しにくい高さや色の選び方、2025年モデルの適合確認、おすすめできるスクリーンの特徴までまとめます。
PCXのロングスクリーンは効果あり?結論は快適性重視ならおすすめ

PCXのロングスクリーンは、見た目を変えるだけのドレスアップパーツではありません。特に通勤で毎日乗る人、冬でもPCXを使う人、PCX160で長距離を走る人には実用性の高い装備です。
標準スクリーンとは目的が違う
PCXの純正状態に装着されているスクリーンは、車体デザインとの一体感が高く、スポーティーなスタイルを損ないにくい形状です。その一方で、上半身全体を走行風から守るほどの高さはありません。
ロングスクリーンは、スクリーン上端を高くして空気をライダーの上方向へ流すことが目的です。製品によっては横幅も広くなり、胸だけでなく肩や腕の周辺まで風が当たりにくくなります。
そのため、短時間の街乗りでは違いが小さく感じられても、速度が上がる道路や30分以上の移動では差を感じやすくなります。
効果が大きいのは冬と長距離走行
走行風は速度が上がるほど強くなります。気温が低い季節は、冷たい風がジャケットに当たり続けることで体温を奪われやすく、手足だけでなく上半身全体の疲れにつながります。
ロングスクリーンで胸まわりへの直接的な風を減らすと、防寒着だけに頼るより快適になる場合があります。グリップヒーターなどは手の防寒に有効ですが、ロングスクリーンは身体全体への風そのものを減らすという違いがあります。
PCX160でバイパスや長距離ツーリングをする人はもちろん、125ccのPCXでも毎日20~30分以上通勤するなら恩恵を感じやすいでしょう。
求める効果によって必要な高さは変わる
ロングスクリーンには、標準より少し高い程度のものから、70cmを超える大型タイプまであります。胸への風を減らすだけなら中程度でも十分ですが、首やヘルメット周辺まで風を減らしたい場合は大型タイプが向いています。
| スクリーンのタイプ | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| ミドル・ややロング | 街乗り・短距離通勤 | 見た目を崩しにくく、胸まわりの風を軽減しやすい |
| 一般的なロング | 通勤・ツーリング | 風防性能と視界、デザインのバランスを取りやすい |
| 大型ロング | 冬・長距離・快適性優先 | 高い風防性能を期待できるが、視界や横風への影響も確認したい |
PCXをロングスクリーンに交換するメリット

ロングスクリーンの最大のメリットは風防性能ですが、実際には雨や虫、走行中の疲労などにも関係します。PCXを日常の移動手段として使っている人ほど、複数のメリットを感じやすい装備です。
上半身への風圧を減らせる
走行中はライダー自身が常に空気を受け止めています。短時間なら気にならなくても、一定速度で長く走ると首、肩、腕などに力が入り続けます。
スクリーンを大型化すると、正面から来る空気を上や左右へ逃がせるため、身体に直接当たる風を減らせます。GIVIやデイトナ、旭風防、エンデュランスなども大型スクリーンについて風圧や疲労の軽減を主な目的として案内しています。
特にPCX160のように比較的速度を出して走る機会が多い車両では、ロングツーリングでの快適性向上につながりやすい部分です。
寒さを感じにくくなる
冬のバイクが寒い理由は気温の低さだけではありません。身体に冷たい空気が連続して当たり続けるため、体感温度が下がります。
ロングスクリーンはヒーターのように身体を温めるものではありませんが、冷たい風が直接当たる範囲を小さくできます。そのため、防寒ジャケットやグリップヒーターと組み合わせると冬の通勤対策として効果的です。
年間を通してPCXに乗るのであれば、夏よりも秋から冬にかけてロングスクリーンのありがたさを感じやすいでしょう。
雨や虫の直撃も減らしやすい
スクリーンが大型になると、雨滴や虫、細かな砂などがライダーへ直接飛んでくる量も減らせます。旭風防もロングスクリーンの機能として、雨風だけでなく飛来物からライダーを守ることを挙げています。
もちろん完全に雨を防ぐことはできません。停車中や横風が強い状況では濡れますし、脚や腕までスクリーンだけで覆えるわけでもありません。それでも、正面から受ける雨が減ることには意味があります。
春から秋にかけては、ヘルメットやジャケットに虫が直接当たりにくくなる点も、実際の使用では便利な部分です。
ヘルメット周辺の風切り音が変わる場合もある
ロングスクリーンによってヘルメットに当たる空気が減れば、風切り音が小さく感じられる場合があります。ただし、ここは単純に「高ければ静かになる」とは言えません。
スクリーン上端から流れた空気がちょうどヘルメットに当たる高さになると、逆に乱気流が増えて音が気になることもあります。身長、座高、ヘルメット、スクリーン角度によって結果が変わるためです。
静粛性まで重視する場合は、単純な全高だけでなく、角度調整ができる製品や、自分の体格に合った高さを選ぶほうが失敗しにくくなります。
PCXロングスクリーンのデメリットと後悔しやすいポイント

快適性を大きく改善できるロングスクリーンですが、デメリットもあります。特に大型スクリーンほど万能になるわけではなく、サイズが大きくなることで新たに発生する問題もあります。
大型すぎるとスクリーン越しに道路を見ることがある
非常に高いスクリーンを装着すると、通常の乗車姿勢で前方を見たときに視線がスクリーン上端より下になる場合があります。つまり、道路を透明なスクリーン越しに見る状態です。
新品のクリアスクリーンなら問題を感じにくくても、雨滴や汚れ、細かな傷が付けば見え方は変わります。夜間に街灯や対向車のライトが反射すると、昼間より見にくくなる場合もあります。
横風の影響を受けやすくなることがある
スクリーンの面積が大きくなれば、それだけ風を受ける面積も増えます。真正面からの風には有効でも、強い横風では車体への風圧を感じやすくなることがあります。
橋の上や開けた道路、大型車の横を通過するときなどは特に注意が必要です。PCXは扱いやすいスクーターですが、ロングスクリーン装着後も強風時の走行には十分余裕を持つべきです。
風防性能と扱いやすさのバランスを考えるなら、毎日の街乗りでは極端に幅広・超大型のものより、車種専用設計の適度なロングタイプが使いやすいでしょう。
見た目が大きく変わる
PCXは標準状態ではシャープでスポーティーなフロントデザインです。大型クリアスクリーンを付けると、ツアラーや実用スクーターに近い雰囲気になります。
これは良い悪いではなく好みの問題ですが、「防風効果は欲しいけれど見た目を変えたくない」という人は、低めのロングタイプやスモークタイプを検討する価値があります。
一方、冬の快適性を最優先するなら、外観よりスクリーン面積を重視したほうが満足しやすいでしょう。使用目的によって正解が変わります。
スクリーン特有の手入れが必要
透明なスクリーンは砂やホコリが付いた状態で乾拭きすると細かな傷が付きやすいため、洗車方法にも注意が必要です。デイトナも、水と中性洗剤、柔らかい布などを使い、乾拭きを避けるよう案内しています。
さらに透明な曲面スクリーンには、太陽光を一部へ集めてしまうことがあります。デイトナや旭風防も、反射・集光した光によって車体の樹脂部分などへ影響する可能性について注意を促しています。
長時間駐車するときは、太陽とスクリーンの位置関係にも気を配ると安心です。
2025年式PCXは要注意|JK05でも旧型スクリーンが付くとは限らない

PCXのロングスクリーン選びで最も間違えやすいのが適合です。特に2025年モデルでは、商品ページに「JK05対応」と書かれているだけで判断しないようにしてください。
現行PCXも型式はJK05、PCX160はKF47
Hondaが公表している現行PCXの車名・型式は「8BJ-JK05」、PCX160は「8BK-KF47」です。2025年モデルではフロントまわりを含む外観が一新されましたが、型式記号そのものは従来モデルから継続されています。
そのため、中古品や通販サイトで「JK05用」とだけ表示されたスクリーンを見ると、現行PCXにも装着できるように見えてしまいます。
しかし、実際のアフターパーツメーカーでは2025年モデルを従来モデルと分けて適合設定しています。型式だけで判断するのは危険です。
2025年2月以降はフレーム号機まで確認する
エンデュランスや旭風防では、2025年2月以降のPCXを「JK05-1200001~」、PCX160を「KF47-1200001~」として専用品を設定しています。
一方、エンデュランスの従来型ロングスクリーンでは、2021年から2025年2月までのJK05-1000001~1199999、KF47-1000001~1199999が適合対象です。
| PCX | 主な区分 | スクリーン購入時の注意 |
|---|---|---|
| 2025年2月以降 PCX | JK05-1200001~ | 2025年モデル対応を明記した製品を選ぶ |
| 2021年~2025年2月頃 PCX | JK05-1000001~1199999 | 従来型JK05対応品から選ぶ |
| 2025年2月以降 PCX160 | KF47-1200001~ | 2025年モデル対応を確認する |
| 2021年~2025年2月頃 PCX160 | KF47-1000001~1199999 | 従来型KF47対応品から選ぶ |
メーカーによって年式の表記方法は異なるため、最終的には購入する製品メーカーが掲載している適合表を確認してください。
JF81やJF56も別物と考える
PCXにはJK05以外にも、JF81、JF56、JF28など複数世代があります。ロングスクリーンは車体への取り付け位置やカウル形状に合わせた専用品なので、世代が違えば基本的に互換性はありません。
たとえばGIVIでも、2018~2020年型PCX向けと2021~2024年型PCX向けではスクリーンや専用ステーが別に設定されています。
中古スクリーンを購入する場合は特に、「PCX用」という商品名だけではなく、年式、型式、必要な取付キットがそろっているかまで確認しましょう。
PCXロングスクリーンの失敗しない選び方

適合する製品の中から選ぶ場合は、高さ、幅、色、材質、取り付け方法を確認します。特にスクリーンの「高さ」と「自分がどこまで風を防ぎたいか」を合わせることが重要です。
防風優先なら高さと幅を見る
ロングスクリーンという名称でも、メーカーによって大きさはかなり異なります。たとえば2025~2026年PCX向けGIVI D1216ST2は高さ64cm・幅50cmで、純正スクリーンより16cm高い設計です。
一方、2025年モデル対応の旭風防PCX-23は縦730mm、横500mmとさらに大型です。長距離や冬の防風を優先するなら、こうした面積の大きいタイプが候補になります。
ただし、サイズ表記は製品ごとの測定方法もあるため、「数字が大きい=必ず自分の顔まで風が来ない」とは限りません。形状や角度も合わせて判断しましょう。
クリアとスモークは夜間走行も考えて選ぶ
クリアスクリーンは視認性を確保しやすく、大型スクリーンとの相性が良い色です。スクリーン越しに前を見る可能性がある高さなら、基本的にはクリアを選ぶほうが無難です。
スモークは車体が引き締まって見え、ロングスクリーン特有の大きさを目立たせにくいメリットがあります。ただし、色が濃くスクリーンが高いほど、夜間や雨天時にスクリーン越しの路面が見づらくなる可能性があります。
通勤で夜間も使うなら視界を優先してクリア、スタイルを優先しつつ視線がスクリーンより上を通るサイズならスモーク、という選び分けが現実的です。
アクリルとポリカーボネートの違いも確認する
PCX用スクリーンではアクリル樹脂とポリカーボネートがよく使われています。一般にポリカーボネートは耐衝撃性に優れ、デイトナのRSシリーズではハードコーティングを施したポリカーボネートが採用されています。
旭風防の2025年モデル用PCX-23もポリカーボネートです。一方、エンデュランスのロングウインドスクリーンにはアクリル樹脂が使われています。
材質だけで優劣を決めるより、表面処理、厚さ、価格、補修部品の有無まで含めて選ぶのがおすすめです。
ハンドガードやスマホホルダーとの干渉もチェックする
ロングスクリーンは横方向にも大きくなるため、ハンドルを左右いっぱいまで切ったときにミラーやハンドガードと干渉する場合があります。
エンデュランスの2025年モデル用スクリーンでも、純正状態以外のハンドル周辺パーツについては組み合わせによって干渉する可能性が案内されています。ミラー位置によっては調整が必要になる場合もあります。
すでにナックルガード、スマートフォンホルダー、ミラーアダプターなどを装着している人は、スクリーン単体の適合だけでなく周辺パーツとのクリアランスまで確認してください。
PCX用ロングスクリーンのおすすめ候補を比較

現在選びやすいPCX用スクリーンには、風防性能を最優先した大型タイプから、デザインとのバランスを重視したタイプまであります。ここではメーカーが適合を明示している代表的な製品を中心に特徴を整理します。
| 製品 | 主な適合 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| GIVI D1216ST2 | PCX125 2025~2026年 | クリア、64×50cm、純正より約16cm高い | 見た目と防風性能を両立したい |
| 旭風防 PCX-23 | JK05-1200001~、KF47-1200001~ | 730×500mmの大型クリアスクリーン | 冬・長距離で防風を最優先したい |
| エンデュランス ロングウインドスクリーン | 2025年2月以降JK05・KF47 | クリアとスモークを選択可能 | 価格と実用性のバランスを重視したい |
| デイトナ ウインドシールドRS | 2025年PCX・PCX160 | クリア、角度を約10度調整可能、クランプバー付属 | 通勤で使いやすさを重視したい |
| GIVI 1190DT | PCX125 2021~2024年 | 89×67cmの大型タイプ、専用D1190KITが必要 | 従来型JK05で最大級の防風を求める |
2025年式でバランス重視ならGIVI D1216ST2
GIVI D1216ST2は、GIVIが2025~2026年のPCX125向けとして設定している専用スクリーンです。サイズは高さ64cm、幅50cmで、純正スクリーンより約16cm高くなります。
極端に巨大なスクリーンではありませんが、標準より明確に高く、車体との一体感も残しやすいサイズです。街乗りからツーリングまで幅広く使いたい人には、比較的バランスの良い選択肢と考えられます。
海外メーカー品は国内流通時の品番や価格、在庫状況が変わる場合があるため、購入時には年式と販売元の適合表示を確認してください。
防風性能優先なら旭風防PCX-23
2025年2月以降のPCX、PCX160で防風性能を重視するなら、旭風防PCX-23がわかりやすい候補です。サイズは縦730mm、横500mm、厚さ2.5mmで、材質はポリカーボネート、カラーはクリアです。
2026年8月時点でメーカー掲載価格は25,300円です。適合もPCXがJK05-1200001~、PCX160がKF47-1200001~とフレーム号機まで明記されています。
大型であるぶん外観への影響は大きくなりますが、冬場や長距離走行など「とにかく風を減らしたい」という目的なら、サイズの大きさに意味があります。
価格とのバランスならエンデュランス
エンデュランスでは2025年2月以降のPCXとPCX160向けに、専用ロングウインドスクリーンを設定しています。クリアとスモークがあり、2026年8月時点のメーカー希望小売価格は14,960円です。
適合はPCXがJK05-1200001~、PCX160がKF47-1200001~。スクリーンはアクリル樹脂で、通常はカウル加工なしで取り付ける設計です。
ただし車両との組み合わせによってはフロントガーニッシュと干渉し、調整や加工が必要になる可能性もメーカーから案内されています。ハンドガードや社外ミラーを付けている場合も干渉確認が必要です。
通勤の使いやすさならデイトナRS
デイトナの2025年PCX・PCX160用ウインドシールドRSは、最大サイズを追求するタイプというより、日常での使いやすさを重視した製品です。クリアのポリカーボネート製で、2026年8月時点の標準価格は19,800円です。
特徴は、車体側ステーによって約10度の範囲で角度を変更できることです。スクリーンの風の流れは高さだけでなく角度にも左右されるため、自分の体格に合わせて調整できるのはメリットです。
Φ22.2mm用クランプが使えるクランプバーも付属するため、スマートフォンなどをハンドル周辺へ取り付けたい通勤ユーザーにも使いやすい構成です。
2025年式なら、風防最優先は旭風防、価格と実用性ならエンデュランス、スタイルとのバランスならGIVI、通勤時の調整機能や拡張性まで考えるならデイトナRS、という選び方がしやすいでしょう。
PCXロングスクリーンの取り付けと使用時の注意点

ロングスクリーンは比較的取り付けやすいカスタムに見えますが、PCXではフロントカウル周辺の取り外しを伴う製品もあります。取り付け後の安全確認も重要です。
カウルのツメを無理に外さない
PCXの外装は複数のボルトやクリップ、樹脂製のツメなどで固定されています。位置を把握せずに力任せに引っ張ると、カウルやツメを破損する可能性があります。
メーカーが公開している取扱説明書がある場合は、作業前に必ず確認しましょう。デイトナでは2025年モデル用RSの標準取付作業時間を、熟練メカニックが単独作業した場合の目安として0.5時間としています。
工具の扱いやカウル脱着に慣れていなければ、購入店やバイクショップへ取り付けを依頼するほうが安心です。
取り付け後はハンドルを左右いっぱいまで切る
装着後はエンジンをかけて走り出す前に、ハンドルを左右いっぱいまで切り、スクリーン、ミラー、ブレーキレバー、ハンドガードなどが接触しないことを確認してください。
スマホホルダーやUSB電源、ドライブレコーダーなどを追加している車両では、ノーマル車では起こらない干渉が発生する可能性があります。
ボルトの締め付け状態も定期的に確認します。大きなスクリーンには走行中ずっと風圧がかかるため、異音やガタつきが出た場合はそのまま走行せず原因を確認しましょう。
風がヘルメットに集中する場合は高さや角度を見直す
ロングスクリーンを付けたのに「以前よりヘルメットがうるさくなった」と感じることがあります。これはスクリーンで押し上げられた空気が、ちょうどヘルメット付近に集中している可能性があります。
角度調整可能な製品なら角度を変えることで改善する場合があります。高さ調整ができない製品の場合は、乗車姿勢を少し変えて風の当たる位置を確認すると原因を判断しやすくなります。
つまり、ロングスクリーンの快適性は単なる面積ではなく「風をどこへ逃がすか」で決まります。ここはカタログ上のサイズ比較だけではわかりにくいポイントです。
PCXのロングスクリーンは年式と使い方に合わせて選ぼう
PCXのロングスクリーンは、胸や肩への走行風を減らし、冬の寒さや長距離走行時の疲労を軽減したい人に向いています。雨や虫などが身体へ直接当たる量を減らせる点も、日常利用では大きなメリットです。
一方で、高すぎるスクリーンは視界へ影響し、大型になるほど横風や見た目への影響も増えます。街乗り中心なら適度な高さ、冬やツーリング中心なら大型タイプというように、目的からサイズを決めるのがおすすめです。
特に注意したいのが2025年モデルです。PCXはJK05、PCX160はKF47という型式が従来モデルと共通しているため、「JK05対応」という表示だけで購入せず、2025年モデル対応か、フレーム号機がJK05-1200001~またはKF47-1200001~に対応しているか確認してください。
風防性能だけを追求する必要がなければ、最大サイズではなく、目線より低い位置に上端が来るか、クリアかスモークか、ハンドル周辺パーツと干渉しないかまで含めて選ぶと失敗しにくくなります。自分の乗り方に合うスクリーンを選べば、PCXの通勤やツーリングをより快適にできます。



